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世界が破滅する。 そんな予言が今までも数多くありました。 私も、今までそんな予言に踊らされながら生きてきました。 しかし、実際にそんな事は起こりませんでした。 それは歴史が証明してくれています。 それに気づいた時、滅亡の予言なんて面白おかしい誰かの妄言だと思うようになり、 次第にそんなものへの興味は薄れていきました。 世界は滅亡なんてしない。 ところが、そんなある日私の世界は変わりました。 いないはずの人が見える。 私がそれに気付いたのは、幼い頃でした。 学校内で、とある女の子を見かけました。 あんまり見ない顔だったので、名札で名前を確認したのを覚えています。 それから数日、私はなんとなくその女の子の事が気になったので、 友人にその子の事を尋ねてみました。 だけど、誰もその子の事を知りませんでした。 きっと違う学年の子なんだな…その時はそう思い、気にも止めませんでした。 それからしばらくした後、担任の先生が神妙な面持ちで朝からクラスに現われた事をよく覚えています。 そして先生は、同学年の女の子が若くして病気で亡くなった事を告げました。 そう、その女の子こそが私が学校で見かけた女の子だったのです。 私は思い切って先生に尋ねてみました。この前、学校で見かけた事を。 すると先生は目を丸くし、 「そんなはずはない、彼女は最近ずっと病院のベッドにいたはずだから。」 と答えました。では、私が見たものはなんだったのだろう。 それが最初の体験でした。 それからも、友達と遊んでいる時や家族で出かけた時には そういうものを見かけることがありました。 だけど、誰に尋ねても、「誰もいない」と言われました。 親の前で話すと「疲れているんじゃない?」といつも言われました。 そんな事が続くようになると、私は気にも止めないようになり 普段通りの生活をするように心がけました。 幸い、その頃になると、ある程度の区別がつくようになっていました。 イロがついているのが普通の人で、 イロがついていないのがそれなのです。 ここでいうイロというのは厳密な意味での色ではありません。 体から湧き出ているもの、とでも説明すればいいでしょうか。 とにかく、説明するのが大変な概念だということです。 平和な日常が続きました。 私にとって、それが見えること以外は他の人と何一つ変わらない生活を送る事ができました。 だけどある日、そんな日常が崩れる事になる。 始まりはなんだったんだろう。 まずはそこから語り始めるとしよう。 2007年3月25日 朝を迎えるのは辛い。いっそ朝なんてなくなればいいのに。それか一日が26時間になってくれればいいのに。そんなこと思いながら目を覚ます。 時刻は10時半、学生の春休みならではの起床だ。 家でぼんやりしていても仕方ないので、私はシャワーを浴び、濡れた髪をドライヤーで乾かし、歯をいつも以上に念入りに隅々まで磨き家を出た。 メイドカフェにでも行くか……。 そう思い、バスに乗り街中まで行く事にした。 久しぶりのメイドカフェ、ののかたんは元気にしてるかな☆ バス亭から歩く事15分、アーケード街の学生達を後目に 「おめぇら気楽でいいなぁ?ったく、人多すぎなんだよ!厨房か?将来ニートになるなよ?」 なんて事を思いつつ、私はメイドカフェへと向かった。 街は穏やかだった。 通り過ぎる人々は、少し前と比べると随分と薄着になっていて、季節感のない私にも春の到来を感じさせていた。 大通りを抜け、ちょっと怪しい脇道にそれた建物の二階、そこが私の楽園だ。 「お帰りなさいませ!ご主人様☆」 『ただいま♪みんないい子にしてたかい☆』 なんて事を脳内で再生しつつ、頼んだ紅茶を口に運ぶ。 ふむ、平日の午前に街中でティータイムというのも中々優雅な物だ。 見ろ!(客が人生の)ゴミのようだ! てなことを思いつつ、紅茶とメイドさんの絶対領域を堪能していると 後ろから私の思考を遮るように声が聞こえてきた。 「だから、世界は滅亡するんだよ!」 下衆な輩がいたものだ。このご時世に何を血迷い事を抜かすか。 「「「な、なんだってー!!??」」」 ブッー!私の口から思わず紅い液体が飛び出す。 なんなんだコイツらは……。それはひょっとして、ギャグでやっているのか? テーブルをメイドさんから渡されたお絞りでフキフキしつつ、事の成り行きを見る。 怪しげな集団は4人組、どうやらリーダー格がメガネの男らしい。 それの付属品のように地味な男達が、リーダーの口にする一言一言に、腰を抜かしている。 「つまり、ゲマトリアを修正しなければ、破滅の危機を抜けられないんだよ!!もう全ては遅すぎる……あの大国が密かにグレイと結んだ密約の件もある……もうこの運命からは逃れられない!冥王星が太陽系から除外された件は覚えているな、実はなある学者の説によると、あそこにはグレイと同盟を結んでいる宇宙人の基地が建設されている。そしてそいつらは、太陽系内の惑星への移住を検討しているんだ!」 「「「な、な、なんだってー!!??」」」 いくらなんでも話が飛躍しすぎってレベルじゃねーぞ!! 電波だ、コレは電波だ!つーか何か犯罪に該当するんじゃないか?公共電波発信罪とか、ないの? 私は紅茶の御代わりを注文すると同時に、 特製オムレツ☆を注文することにした。オムレツの上にケチャップで文字を入れてくれる例のアレである。 ハァハァ、今日は何て書いてもらおうかなぁ☆ミ ちょっとイケない言葉にしてメイドさんを困らせてみるってのもオツなもんだよなぁ(*´д`*) 「奴らはまず、火星に目をつけた。火星の人面岩はもちろん知っているな?実はアレは最近の調べで、古代地球人の建造物だったことが明らかになっている」 「古代地球人?」 「そう、オーパーツと呼ばれる物があるだろう。巨大岩とか水晶ドクロとかが有名だな。あれを作っていたのが古代地球人だと言われている。当時は今よりも技術が発展しており、人類の英知は宇宙まで及んでいた。何、驚く事はない。グレイとの盟約はその頃取り決められたものだ」 「「「な、なんだってーー!!??」」」 リアクションにも飽きてきたものの、なるほどトンデモ話としては面白いものだと思い始めることができた。 ひれ伏したまえ、君達は今メイド王の前にいるのだぞ。もっと続けろ。 「しかしおかしいじゃないですか!なんでそんな文明があったのに、今の僕達はこんな生活をしているんですか?」 「それが本題だ。驚くなよ。人類は一度滅亡していたんだよ!そしてそれを復活させたのが釈迦でありキリストだったんだ!」 「「「な、なんだってーー!!??」」」 「人類は、宇宙人との外交に失敗し、全ての文明を失うことになった。攻撃を受けた時、各地に製造してあった核ミサイルが誘爆、フハハ!チリすら残らんわ!!」 「でもおかしいじゃないですか!そこからどうやって人類は生存したんですか?」 「宇宙移民だよ」 キラリとリーダーのメガネが光る。 「宇宙移民?ガン〇ムの設定とかで、よくでてくるアレですか」 「そう、アレだ。その頃には、火星に建造物ができるくらいだ。コロニーなんて物もあったらしい。ちなみにガン〇ム、あまり知られていないがあれは実話だ。監督のオッサンが学者から譲り受けた書物を元に構成されている。俺もその書物のレプリカを拝見したことがあるが、再現度は限りなく高かった。どうしてあのような名作がアニメに分類されているのかがわからない」 「じゃあ、もしかしてスター〇ォーズや、宇宙〇争、インデペン〇ンスデイなんかも…」 「もちろん実話だ。あのあたりが娯楽映画にカテゴリされているのはブラフだ。実際は全て事実に基づいて映像化されている。あれらは大した資料だな。勿論、グレイの全面協力・監修の元に作られているから安心だな。一部はCGじゃなくて、本物でできてるんだぜ」 「「「な、なんだってーー!!??」」」 もはや開いた口が塞がらない。 嘘だッ!! 徐々にリーダーの言う事が信憑性を帯び始めた。いつのまにか周りの客も聞き入っている。そしてメイドさん達も羨望の眼差しでリーダーを見つめている。 ここでようやく頼んでいたオムレツが目の前に運ばれた。 「そして……ココからが本題だ。2007年、4月地球は滅亡する」 「「「「な、なんだってーー!!??」」」」 「」一つ余計なのは私の分だ。 「『なんだって』ですね^^すぐに書きます☆ミ」 いつのまにか、メイドに文字を聞かれていたらしい。だが、気にするな。まだ奴の話が終わっていない。一体……一体……、どうなるんだ!? 「実はな、地球の内部には空間がある。その事事体はよく知られている。だがしかし、そこにもうひとつ文明が存在することはあまり知られていない……。そう、ついに今年、地底人が一斉に武力蜂起を始めるんだよ!そしてこの地底人は、古代地球人の末裔なんだ!かつての大地を我が物に、これが奴らの大義名分だ」 「そ、そんなまさか……」 私はテーブルの上に腕を組んで頭を抱えた。そんな、まさか。しかしありえない話じゃない。地底人はきっといるに違いない。きっといるに違いない。違いない違いない違いな違いな違い違い違い違い違違違違違違。 「奴らは地球を破壊した後、かつての故郷、火星へと帰るつもりだ。もう人類に逃げ場所はない。俺達は、全て遅すぎたんだよ……」 リーダーの男がガックリと頭をもたげる。店内にいる全ての人間が恐怖していた。ある者は泣き崩れていた。こういうとき、誰かが泣き出すと堰を切ったようにそれが広まるものだ。店内にはもはや泣き声と嗚咽だけがこだまする異様な空間となっていた。 「そ、そんな……なんとか、運命を逃れる手段はないんですか!屋敷の地下にモビ〇スーツが隠してあるとくらい言ってくださいよ!!」 「実はだな、日本だけは、滅亡を回避できるかもしれないんだ」 「「「「な、なんだってーー!!??」」」」 「日本は昔から聖なる国だと言われてきた。それはつまり、日本と古代地球人が密接な関係にあったことを意味している。日本には月にまつわるおとぎ話の類も多いだろう?実は月には太古から月面基地が存在している。それを某国が必死に隠蔽しているのはア〇ロの月面着陸捏造疑惑が証明している。それが事実ならば、日本は滅亡の道を回避できるかもしれん」 「事実だって言ってくださいよ!」 「俺にだって、わからないことくらいある……」 阿鼻叫喚の世界と化したメイドカフェを後にし、あの男の言っていたことを思い出す。 確かに最初はトンデモ話だった……だが、奴が最後に言った言葉がよぎる。 「それから、ここで話した事は内密にしてくれ。くれぐれも他言無用だ。俺は既にマークされているからな。ひょっとしたら消されるかもしれん……」 なんということ! あいつの話さえ聞かなければ、私は何も知らずに4月を迎える事ができた! そもそも、私はあんな話を聞くつもりなど、なかった。 それをあいつが……あいつが……。 ……いくら悔やんでももう遅かった。何故なら、既に私は命を狙われているかも知れないからだ。どこからか、得体の知れない奴等が私を監視しているかもしれない。いやきっと監視している。 私は家に帰ると、パソコンの電源を入れ、自分の知っている事を書き記す事を決めた。 私が近いうちに凶弾に倒れたとしても、後世の人間に伝わるように。 この文章は、私が24時間パソコンの電源を入れないと、自動的に私のブログにアップされるようになっている。 世界は滅亡します どうしてこんな事になったのかわかりません。 ただ一つわかるのは、宇宙人と古代地球人が関係していること。 グレイと某国は犯人の一味、 有名映画に使われたUFOを所持。 (ここまでが一枚目。ここから下は真横に破られている) これをあなたが読んだなら、私はもう※されているでしょう。 死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。 これを読んだあなた、どうか真相を暴いてください。 それだけが、私の望みです。 arty419先生の次回作にご期待下さい! |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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原因は・・・・最初に飲んだ紅茶です! |
ryo1 2007/04/01 03:56 |
エイプリルフールネタでしたwwwww |
arty 2007/04/01 22:39 |
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